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15 2011

「ARROWS μ(F-07D)」レビュー

「ARROWS X LTE(F-05D)」の他に、現在スマートフォンラウンジで展示されていなくて内覧会で体験出来たのが「ARROWS μ(F-07D)」です。


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注:試作機ですので実際の製品とは異なる可能性がある事をご了承下さい。

何と言ってもこの機種の最大の特徴は薄さです。
最薄部は6.9mmと、かなり薄いと感じたMEDIAS(N-04C)の7.7mmよりもスリムになりました。
ただし、端末上部へ行くほど厚みを増しており、最薄部を感じられる面積が小さいです。
持ってみても上の方の厚みがしっかり感じられました。
それでも最厚部ですら8.5mmで、これまたMEDIAS(N-04C)の8.7mmよりも薄いです。

MEDIAS(N-04C)よりもコンパクトながらやや丸みを帯びた形状のおかげで、持ちやすさは犠牲になっていないと思います。

左サイドには電源ボタンとボリュームキー。
冬春モデルの富士通東芝端末と同じ配置です。

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ところが、この機種は他の配置が異なっています。
ワンセグアンテナは右ではなく左側に収納されていました、

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イヤホン端子は中央やや左から右端へ、microUSB端子は中央から右サイドへと移動していました。薄くする為の工夫でしょうか。
Xperia arc等もmicroUSBが側面にありますが、あの位置はL字型のケーブルじゃないとやや不便なので好まれない方もいるかもしれません。

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かなりの薄型ながらこの機種も防水対応。
って事で、同梱されるであろう卓上ホルダ用に合わせて充電端子が背面にあります。

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Androidバージョンは2.3.5。
内蔵ROM容量は260MB。はっきり言って少ないです。
同じ富士通端末であるARROWS Kiss(F-03D)でも300MBありました。

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写真の枚数も少なくて、この機種と同様に内容も薄くなってしまいました(汗)。
内覧会では1台しか展示していなくて、時間も限られていたし自分だけで占拠するのも嫌だったので十分に検証出来ませんでしたが、ソフトウェアについては他の富士通東芝製の冬春モデルと大きく変わっていませんでした。

薄いのに持ちやすさも損なわれず防水まで実現した優秀な端末ですが、NEXTシリーズに属している割にはスペックが弱めです。
CPUはデュアルコアではなく、カメラは有効画素数500万画素。写真は撮影しておくべきでしたね、申し訳ないです。
NEXTシリーズはドコモのパンフレットによると「いままでになかった、最新の機能がかなえる、新しい発見や刺激。あしたを感じる先進のスマートフォン」だそうですが、ならばこの機種は当てはまらないと思います…。

ただし、これはドコモのシリーズ分けに対する批判であって、この機種へのものではありません。
薄さに加え重量も109gと軽いですし、こういった機種を待たれていた方も少なくないでしょう。
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