18日にドコモから冬春モデル25機種が発表されました。
他キャリア同様にスマートフォンの占める割合が大きい中、ドコモは従来のiモード端末(フィーチャーフォン)を8機種(+派生モデルが1機種)用意したのは評価したいところですね。

そして、ドコモはスマートフォンに「NEXT」と「with」という新たなシリーズを設けました。
機種数が多くなる中で、それぞれを把握するのは困難で、ある程度の指標がある方が分りやすいのは間違い無いのですが、個人的にはこの「NEXT」と「with」という分け方には不満があります。

夏モデルも「NEXT」と「with」に分けられていました。
他キャリア同様にスマートフォンの占める割合が大きい中、ドコモは従来のiモード端末(フィーチャーフォン)を8機種(+派生モデルが1機種)用意したのは評価したいところですね。

そして、ドコモはスマートフォンに「NEXT」と「with」という新たなシリーズを設けました。
機種数が多くなる中で、それぞれを把握するのは困難で、ある程度の指標がある方が分りやすいのは間違い無いのですが、個人的にはこの「NEXT」と「with」という分け方には不満があります。

夏モデルも「NEXT」と「with」に分けられていました。
一番の不満点は「NEXT」と「with」のボーダーラインがあいまいだという事。
一応大ざっぱにまとめると、「NEXT」はハイスペックモデル、「with」はスタンダードモデルという位置付けだと思います。
しかし、単純に高機能だから「NEXT」って事でもないようで、指紋認証まで搭載したハイスペック端末「REGZA Phone T-01D」は「with」に属しています。
「何となく」では理解出来るものの、明確な基準が無いのでドコモ側の一声でいくらでも操作出来てしまうわけです。

「REGZA Phone T-01D」
指紋認証の他にも1.2GHzのデュアルコアCPUや1310万画素カメラを搭載。
この傾向はiモード端末(フィーチャーフォン)の「STYLE」「PRIME」「SMART」「PRO」の4シリーズでも感じていたところです。

「PRIME」は高機能を売りにしている割にはL-01AやP-04Bの様な安価なモデルが登場したり、セパレートケータイのF-04Bは「PRO」に分けられるべきでしょうし、どれにも属しにくい端末は"とりあえず「STYLE」にしている"感じがしますし、「SMART」は薄い端末が属しますが「STYLE」にも薄い端末はあり、それを「男性向け」「女性向け」で分けちゃうから「STYLE」はピンクの端末が多くなりすぎて…。
極めつけは今回の冬春モデルでしょう。
先に挙げた8機種のフィーチャーフォン全てが「STYLE」になっていますが、中には「PRIME」っぽいのもあれば「SMART」っぽいのも…。
結局ユーザーは全シリーズを見比べる必要があるわけです。
おそらく各シリーズの中でバリエーションを持たせたい考えなのでしょうが、そもそもバリエーションが多いからシリーズ分けを図ったわけで、これでは本末転倒です。

新シリーズを案内するパンフレット
個人的な提案としてはやはり機能で分けるのが一番だと思っています。
特に今モデルからはLTEに対応したスマートフォンが登場し、料金プランもオリジナルのものになるのならば尚更「LTEシリーズ」として分けておく必要があるのでは。
端末名に「LTE」と付けられていますが、じゃあ今後ずっと付けていくのかというとそうでもなさそうですし。
あとは製造メーカー別にはっきりと分けてしまうのも面白そうです。
特に昨今のスマートフォンは、いわゆる"iPhoneライク"な似たり寄ったりの端末が多いですが、当然ながら製造メーカー別で見るとそれぞれが被らない様にキチンと棲み分けされています。
そして、"メーカー買い"をされる方は少なくないと思います。
OSやUIが異なっていたとしても、それを知ってか知らずかメーカーのファンは存在します。
「movaがPだったからFOMAもPに」の様な考えを持たれる方は自分も周りにも何人か居ました。

どちらに向いているかのチェック表
過去にドコモはFOMA端末において、「高機能な90xi、安価な70xi」を展開していた時期がありましたが、端末価格の高騰に伴い、長く使う事を考えて90xiを選ぶ人が多く70xiが売れなかった経験がありますから、そういった分け方は避けたいでしょうし、先の4シリーズもそういった経緯で生まれました。
しかし分かりやすさを求めるならば、やはり機能であるとか価格であるとかの絶対的な指標に辿り着くのではないでしょうか。

「選びやすくしたシリーズ分け」で選びやすくなるのかが自分の疑問点。
ドコモのシリーズ分けは「ユーザーに分かりやすく」という意図からは外れてしまっている様に感じます。
しかし、今後この2シリーズをどう扱っていくのか動向には注目していきたいです。

一応大ざっぱにまとめると、「NEXT」はハイスペックモデル、「with」はスタンダードモデルという位置付けだと思います。
しかし、単純に高機能だから「NEXT」って事でもないようで、指紋認証まで搭載したハイスペック端末「REGZA Phone T-01D」は「with」に属しています。
「何となく」では理解出来るものの、明確な基準が無いのでドコモ側の一声でいくらでも操作出来てしまうわけです。

「REGZA Phone T-01D」
指紋認証の他にも1.2GHzのデュアルコアCPUや1310万画素カメラを搭載。
この傾向はiモード端末(フィーチャーフォン)の「STYLE」「PRIME」「SMART」「PRO」の4シリーズでも感じていたところです。

「PRIME」は高機能を売りにしている割にはL-01AやP-04Bの様な安価なモデルが登場したり、セパレートケータイのF-04Bは「PRO」に分けられるべきでしょうし、どれにも属しにくい端末は"とりあえず「STYLE」にしている"感じがしますし、「SMART」は薄い端末が属しますが「STYLE」にも薄い端末はあり、それを「男性向け」「女性向け」で分けちゃうから「STYLE」はピンクの端末が多くなりすぎて…。
極めつけは今回の冬春モデルでしょう。
先に挙げた8機種のフィーチャーフォン全てが「STYLE」になっていますが、中には「PRIME」っぽいのもあれば「SMART」っぽいのも…。
結局ユーザーは全シリーズを見比べる必要があるわけです。
おそらく各シリーズの中でバリエーションを持たせたい考えなのでしょうが、そもそもバリエーションが多いからシリーズ分けを図ったわけで、これでは本末転倒です。

新シリーズを案内するパンフレット
個人的な提案としてはやはり機能で分けるのが一番だと思っています。
特に今モデルからはLTEに対応したスマートフォンが登場し、料金プランもオリジナルのものになるのならば尚更「LTEシリーズ」として分けておく必要があるのでは。
端末名に「LTE」と付けられていますが、じゃあ今後ずっと付けていくのかというとそうでもなさそうですし。
あとは製造メーカー別にはっきりと分けてしまうのも面白そうです。
特に昨今のスマートフォンは、いわゆる"iPhoneライク"な似たり寄ったりの端末が多いですが、当然ながら製造メーカー別で見るとそれぞれが被らない様にキチンと棲み分けされています。
そして、"メーカー買い"をされる方は少なくないと思います。
OSやUIが異なっていたとしても、それを知ってか知らずかメーカーのファンは存在します。
「movaがPだったからFOMAもPに」の様な考えを持たれる方は自分も周りにも何人か居ました。

どちらに向いているかのチェック表
過去にドコモはFOMA端末において、「高機能な90xi、安価な70xi」を展開していた時期がありましたが、端末価格の高騰に伴い、長く使う事を考えて90xiを選ぶ人が多く70xiが売れなかった経験がありますから、そういった分け方は避けたいでしょうし、先の4シリーズもそういった経緯で生まれました。
しかし分かりやすさを求めるならば、やはり機能であるとか価格であるとかの絶対的な指標に辿り着くのではないでしょうか。

「選びやすくしたシリーズ分け」で選びやすくなるのかが自分の疑問点。
ドコモのシリーズ分けは「ユーザーに分かりやすく」という意図からは外れてしまっている様に感じます。
しかし、今後この2シリーズをどう扱っていくのか動向には注目していきたいです。

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